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青島太平洋マラソン 2012 12 9

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ここ、宮崎県青島に来たのは何十年振りだろうか。
小学校の頃、延岡出身の父親に連れられ夏休みに何回か来た事がある。

父親はマラソンが好きでテレビのマラソン中継はよく見ていたし僕が小学校の頃は、休みの日は走っていた。
たまに、僕も付き合わされた。

長い間、走るのを辞めていた父は50代後半でまた走り始めた。
地元東京の大会で10Kを完走した話を聞いた。
次はハーフに挑戦と練習を始めた頃、体を壊し、数年後亡くなった。
父が亡くなり十数年経ち、僕は走り始めた。

父は故郷を愛していた。
青島太平洋マラソン。
父が体を壊さず元気にマラソンの練習をしていたとしたら、一番走りたかったであろう大会だと思った。
その思いも片隅に背負って走ることにした。

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総参加者数10000人超えの大会に出るのは始めてだ。
フルマラソンだけで約9500人
風は強いが天気は良い。
並んでスタートを待つ。
スタートの合図が鳴るが人が多くスタート地点にたどり着くまで3分。
天草マラソンの後、食あたりになったり風邪をひいたりでほとんど走っていない。
ハーフまでは周りの雰囲気や、沿道の応援で走れてしまうがそこからがきつくなる。
30キロを超えるとなおさらきつい。
エイドで水分補給をして、走り始める時は膝に激痛。
それでも沿道の応援の高校生達とタッチをしながら元気をもらい走る。
総勢100人以上はタッチしただろうか。
結果3時間55分33秒。
走り終わった後は立っているのもきつかった。

とりあえずこれで、マラソンにおいての今年の目標は達成。


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元祖平戸島52km駄マラニック大会

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朝から雨が降る。
スタートの8時には雨があがる。
走り始めて平戸大橋を渡る頃、橋からきれいな虹がかかるのを見る。
3人くらいが前に出て、10人前後の第2グループで10kエイドまで走る。
みんなで走るとあっという間に10kが走れてしまう。
一人で走るとあんなに長く感じるのに何故だろう。
エイドの蒸しパンを食べ、一足先にすぐに出発。
ここからはスポーツジムの先輩と一緒に走る。
駄マラニックを教えてくれた人だ。
あれこれ色々な話をしながら、20kまであっという間に着く。
エイドで定番のいなり寿司を食べ30kを目指す。
途中、駄マラニックの大先輩が、ランナー全員の為に暖かい栗入りのぜんざいと焼き林檎を用意して待っていてくれた。
パワーをもらい、30kも苦なく到着。
エイドで、辛口のカレーがたっぷりのったご飯を想像しながらあんこがたっぷりのった芋もちを食べる。
どんなに想像してもやっぱり甘口だった。
僕達より先にカフェバーのマスターがおしゃれに芋もちを食べていた。
マスターは僕達が到着すると、全部食べといたから、とか色々面白い事を言ってたような気がするが思い出せない。
しばらく、マスターと話をしながら走る。
実はカフェバーのマスターと知ったのはこの時だ。
普段はトライアスロンをしているらしい。
機会があればカフェバーにも行ってみたい。
マスターは先に行き、僕達はマイペースで走る。
40kエイドに到着。
ここからが大変なのだ。
途中、平戸名産のできたて蒲鉾を買って周りのストローみたいのをとって丸かじりする。
少しパワーを取り戻す。
平戸大橋まで坂が続く。
平戸大橋を渡り、ゴールのたびら平戸口公園へ。
ゴールで待つアミリンさんの見えない所まで歩き、ゴール手前から元気に走り始める。
駄マラーは皆、省エネなのだ。

この日も楽しい一日だった。

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おぎようかん2食55K駄マラニック 2012.10.21

とても良い天気です。
目覚ましが鳴らずスタート地点である小城公園に7時過ぎに到着。
受付で小城ようかんをもらった。
この大会、小城ようかんがスポンサーになっているかは不明。
15分ぐらい遅れてスタート。
駄マラニックなのであせらずゆっくり走り始める。
最初の10Kは登りのみで、標高500mまであがる。
途中、みかん畑で収穫しているおばちゃんにみかんをもらう。


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朝から何も食べてなかったので歩きながら食べる。
もし、失業して食べ物に困ったら、駄マラニックのゼッケンをつけて走ってみよう。
食べ物をもらえる魔法のアイテムなのかも知れない。
みかん畑を過ぎ、しばらく走ると最後尾の駄マラーに追いつく。
挨拶をし、先に行く。
走ったり歩いたり。
天気が良く、空気も澄んで気持ちがいい。
2人、3人と追いつき10Kのエイドに着く。
蒸しパンとお茶をもらいそれを食べて走り始める。
古湯温泉を過ぎ、嘉瀬川ダムを見ながら走ったり歩いたり。
途中、しゃくなげの里という物産館があり、そこでトイレ休憩。
顔を洗ったりして15分ぐらいのんびりする。
5分ぐらい走ると前を走っている駄マラーに追いつき、湧き水が出てるからよってきなと言われもう一度顔を洗う。
20kエイドで押し寿司を食べまた走る。
途中、靴下の底が破れ土踏まずの前あたりを靴擦れする。
朝、適当に靴下を選んだのがまずかった。
ばんそうこうを貼り走ったり歩いたり。
北山ダムに着いた。30kエイドまでたらたら走る。


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後は40kエイドまで下り。
調子良く降りていく。
エイドでいなり寿司を2つ食べた。
僕は駄マラニックでいなり寿司のおいしさに初めて気がついたといっても過言ではない。
あのジューシーな皮(いなり)の部分のおかげでごはんがのどに詰まらず、胃の中に届く。
マラニックにいなり寿司は僕の定番になった。
走りはじめ、やっとコンビニを発見。
新しい靴下を買いゴールを目指す。
熊本から来た駄マラーとしばらく一緒に走り先に行く。
50k付近から急にだるくなりほとんど歩く。
ゴールの小城公園手前でお祭りがあり、沿道には人が出ていた。
そこはゼッケンをつけているので歩くには格好悪い。
最後の力を振り絞って走った。
ゴール写真を撮ってもらい、ゼッケンを見せると300円で入れる小城温泉へ。
温泉で熊本から来た駄マラー2人と福岡から来た駄マラー1人とマラソンの話をしながら疲れを癒し帰宅。
この日も楽しい一日だった。

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2012年9月23日五ヶ瀬トレイルラン19K


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今日は初のトレイルランを走って来た。
2リットルの水を背負って山をかけ登り、かけ降りる。
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その中で出会う頂上に登った時の達成感、美しい景色、倒木を飛び越えたり、どろどろの道を滑り降りたりするアドベンチャー的要素、そして色々な困難を乗り越えゴールした時の満足感。
なんかロールプレイゲームの中にいるみたいだった。
前半の登りはふくらはぎが破裂するんではないかと思うくらいきつかった。
後半の下りは昨日の雨で足元が滑り、ひっくり返った。

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成績結果は後日発送と言う事でまだわからないけど、時計では2時間43分、順位は真ん中よりちょっと上ぐらいかな~。
来年また出るとしたらもう少し鍛えないと。
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五ヶ瀬は旅館は安く川魚料理が美味しかった。
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前夜には神楽を見せていただいたり、楽しい大会だった。

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イダテン平戸街道駄マラニック38km

2012,7月15日、AM5時起床、5時25分出発。
佐世保駅駐車場5時55分着。
この時、携帯を家に置いてきた事に気付くがもう遅い。
それで今回は写真が撮れなかった。
6時46分発、たびら平戸口行きの列車に乗る。
端の席に座り発車を待つ。
首がもぞもぞするので振り払うとTシャツの中に入り覚えのある嫌な臭いがした。
急いで振り落とすと、やっぱりカメムシだった。
テンション下がり気味になりながら、たびら平戸口に8時過ぎに着く。
料金、1190円。
トイレで着替えて、8時半スタート。
今回はエイドがないという事で、前日トライアルで790円のリュックを買いパンとお菓子、水350ミリと500ミリ、タオルを入れて背負って走る。
少し走り始めると強い雨が降ってきた。
どしゃ降りの中、走るのは初めてだ。
リュックを背負って走るのも初めてだった。
リュックが左右に揺れるのが気になる。
始終、リュックを押さえながら、走らなければならず、後悔。
専用のリュックは必需品だった。
振り続けると思っていた雨が2時間程で止んだ。
今度は日射しが強く蒸し暑くなってきた。
平戸街道はとても景色が良いがその分アップダウンもきつい。
途中、一人の駄マラーと1時間程話ながら一緒に走り、その後は一人旅。
リュックが重く感じて来たので、中のパンを食べて水も手に持とうと、開けると水を吸った重いタオルが出てきた。タオルを絞り、かなり軽くなった。
まつばやでトマトを買って食べたりしながら佐世保市内まで走ったり歩いたり。
コンビニでトイレを借り、アイスを買って、ここからゴールのイダテンさん宅に向かう。
道を間違えないように矢印を探しながらかなりゆっくり走る。
急な長い長い階段があり、歩いて登る。
もうゴールかと思いきや、それらしきものはない。
この辺から挫けて、周りをキョロキョロしながら、矢印を探し、ほとんど歩いた。
しばらくして後ろから、一人の駄マラーが走って来るのが見え、道は間違いない事がわかり、元気になり僕も走り始める。
200メートル位走ったら駄マラニックの旗がいきなり目に飛び込んできた…。
ちょっと拍子抜けしながらゴール。
とにかく暑かったので、自販機で買った500mlの水3本。350mのファンタグレープ1本と最初に持って来た水850mlを合わせて3リットル弱の水分をとった。
タイムは5時間27分。

イダテンさん宅で風呂を借り、打ち上げ。
僕は車なので、ノンアルコールビールで我慢。
色々な話が聞けた。
驚いたのは、朝1時から佐世保から平戸城まで走り、その後たびら平戸口で合流して、この駄マラニックに参加し完走したグループもいた。
きっと100キロ以上になる。
初心者から強者まで参加している駄マラニック。

20時半頃、イダテンさんの奥さんに佐世保駅まで送ってもらい、駅の駐車場へ。
駐車場代800円。予想以上に安かった。

長い長い、終わって見れば楽しい1日だった。

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伊万里平戸街道ウルトラ駄マラニック

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 走り始めて1年と4ヶ月、少し早いとは思ったが、駄マラニックの大会ということである意味、気楽な気持ちでチャレンジした。
 2月から4月まで忙しかったりで月間80キロ前後しか走ってなかった。
その結果、5月の駄マラニックは42.195キロが以前より思いの他きつかった。
 100キロのスーパー駄マラニックを申し込み巻き返しを計ることにした。
 6月10日の大会まで22日しかない。
月間紙ランナーズが100キロ完走4ヶ月計画という特集を組んでいたのでそれを手に入れた。
 結局期間がもうあまりかった為、参考にしたのは、中間エイドでシャツを着替えること、当日は安易に座らないという、こころ構えだけだった。
 ただ、他の記事がすごく役にたった。
 練習方法として取り入れたのは、距離を走らない日は1000m×5本のインターバル、昼ご飯を食べたら仕事が終わった後も、一切食べ物は採らず、空腹の状態で走ること。
特に空腹の底力という記事はすごくよかった。
 6月5日までに17日間中11日、180キロ走った。
 食事は毎日たまねぎを1個スライスして食べた。
後は、ヨーグルト、納豆、サプリメントにコンドロイチンとオルニチンは必ず採った。
それと12時までには寝ること。
 結果、月間200キロを目標に走っていた頃のように寝汗をかくようになり、新陳代謝が良くなり走る体ができてきたように感じた。
 
 当日の持ち物はペットボトルを入れられるウェストポーチ、もしもの時の痛み止め(使用せず)、塩分チャージというタブレッツ、間接痛筋肉痛用にメンタームから出ているゲル状のエプールFE(コスモスドラックの店員さんの意見を参考にした。)バンドエイド、懐中電灯、オロナイン軟膏。オロナインはワセリンを買うつもりが予想以上に値段が高く、成分にワセリンが入っていたので走る前に足の指に塗りたくった。オロナインは10g入りでコンパクトで擦り傷にも良く効いてすぐれものだった。

 6日から当日まではゆっくり休み体調はとても良かった。
受付を済まし、午前1時スタート。
先頭の明かりを遠目に見ながら7番目ぐらいで走っていたが8キロぐらいで、先頭集団とも後ろの人達とも離れ一人旅へ。
10キロのエイドに気づかず(帰路で走っていた反対側にあったことを確認)、要所要所に矢印はあるので道は間違っていないと思いながら10キロって結構あるな~と考えていた。
先程まで先に行ってたと思ってた人が後ろから来たので、エイドはまだですかね~とか聞いたら、もうすぐだと思うよ、もう2時間走ってるからね、と言われた。
時計をわすれ、そんなに走っていることさえ気づかなかった。
このとき10キロのエイドを通り過ぎたことがわかり、エイドには横線が引っ張ってあるよと教わった。
でもそれだけ調子が良かったので逆に元気になった。
20キロのエイドでおにぎりを掴み坂道で歩きながら食べることにした。
制限時間18時間というのは途中何があるかわからないので、1分でも無駄にできないと思った。
とにかく完走したかった。
山道、懐中電灯をたよりに矢印に注意しながら調子よく走った。
途中、2匹の大きい犬に追いかけられ、真剣に走った。
ところが道がT字路になり矢印がない。
そのとき道を間違えた事に気づいた。
帰路で確認したら僕は道の真ん中を走っていた為、両端に描かれた矢印に気がつかなかったようだ。
僕の後ろを走っていたお兄さんも多分そこで間違えたと思う。
僕は146号線を走り、11号線にぶつかるT字路にいた。
どちらに行くかわからず携帯のナビを起動。なぜか逆方向に案内を出しGPS信号を検索中と出て固まった。
上志佐郵便局を過ぎた所でナビが方向が違うと言い出した。
もう一度ナビを設定し直してきた道を戻る。
この時はかなりへこんだ。
走りながら、気を取り直して、なんとか平戸城までは行こうと思った。まずは松浦駅を目指すことにした。
何とか松浦駅に付き204号に出て、平戸方面へ。きっと僕が最後尾だろうな~と思いながら、もう道は間違えたくないので、30kのエイドはあきらめ、ひたすら204号を。
途中前方に、歩いている駄マラー一人を発見。うれしくなり、追いつき声をかける。
お兄さんも道を間違えたらしい。多分、僕の後ろを走っていた人だと思う。
足が痛いのでもう走れないということで、先に行くことに。
しばらく、走ったり歩いたりしながら、コンビニでジュースを買い、ウォークマンで音楽を聴きながら気分を持ち上げる。
平戸城に着いたら、松浦までは戻りたいな~と思いながら行く。
西木場の先でコースと204号がぶつかる所があり、コンビニで5人の駄マラーを発見。
すごく安堵。コースに復帰。付いていく事に。
何件かのコンビニに寄り平戸城へ。
シャツを着替え、おし寿司をもらい休憩。
4人の駄マラーには先に行ってもらい僕は平戸城は見たことがなかったので一人で上まで登る。
景色を楽しみ、4人の駄マラーに追いつくよう、無理しない程度に帰路を走る。
途中平戸城に向かう何人かの駄マラーとすれちがう。
平戸大橋を過ぎしばらく行くと4人に追いつく。
5人で、ほとんどのコンビニでアイスを買ったりノンアルコールビールを飲み比べたりしながら、駄マラニックをする。
おばちゃんに取れたてのビワを山盛りもらう。
これが、本当の駄マラニックなんだな~と、今回は道を間違えて良かったな~と思ったりもする。
走り方も、参考になった。
ズルッ、ズルッと音がする。
靴の底が減るな~と思いながらちょっと真似したりもする。
途中、電車に乗ったりするのかな~と思ったけど、コース通り、山道を登ったり下ったりしながら行く。
皆、長距離はベテラン。
歩いていると眠気が襲ってくる。
途中、一人が用事があるという事で松浦駅で電車へ。
スーパーに寄りトマトを一つ買った。
まるかじりしながら、元気回復。
やっぱり新鮮な野菜が一番。
途中、庭で水を撒いているおじさんに顔を洗わせてくれるようベテラン駄マラーがお願いする。
おじさんは快く、水を使わせてくれ、順番に顔を洗う。
さっぱりして気分爽快。
途中、冷えたメロンを差し入れしてくれた、車の夫婦もいた。
制限時間、目一杯使って走るのが一番という駄マラニック。
本当に17時間30分ぐらいで伊万里駅に戻ってきた。
寝ずに走ったり歩いたりも初めて、増して18時間動き続けるのも初めて。
と思ったが、登り窯を焚く時もそうだったな~と、思ったり。
一時は完走をあきらめたが、4人の駄マラーに出会えたおかげできっちり100キロ(道を間違えた分それ以上)完走。
もらった伊万里温泉のチケットで温泉へ。
気も体も緩んで、歩くのがやっと。
風呂の淵に寝そべって1時間程寝た。冷水で20分程足を冷やし、少し回復。
腹が減ったので牛丼を食べ、帰宅。
長い一日の終了。
今日1日最高におもしろかった。


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