工房、再開の準備

　6月26日、工房に行くと施設管理の人達がレジ周りにコロナ対策の為ビニールの盾を作ってくれていた。きっちりと作ってあってこれなら安心だ。ろくろ場も頼んでいたが、心配していた通りかっちりとしたデザインだったので暖簾のようなデザインに変えて貰った。ろくろ体験の場合、土の中心を出したり最初はある程度の補助が前方から必要な為、変えて貰った。人との対話が中々出来ない世の中になってしまったが土とはいくらでも対話出来る。お客様には土を触る事、物を作る事で癒されたり満足感を感じたりと充実した時間を過ごしてほしい。これからも教える側も体験する側も安心できるあり方の工夫が必要になる。諦めるのでなく工夫して打ち勝つ、乗り越える。

　6月29日ろくろ場の暖簾作りを少し手伝ってプクを呼びご飯をあげる。プクを久しぶりに持ち上げてみたが思ったより軽かった。

マンホールと猫

 7月から土日祭日のみ営業となる工房の準備にちょっとだけバイクで出かける。プクがいた。今日は昨日の大雨が嘘のように日差しが強い。そんな暑い日は日陰のマンホールがちょっと冷たくて気持ちいい。たぶん‥。

ミニトマトとナスの収穫

　4月17日に植えたナス一つとミニトマト2粒初収穫。ミニトマトはそのまま食べたがフルーツのように甘い。苗は2カ月であっという間に大きくなった。そして家の裏の草刈り。傾斜がきついのでバリカンを使って刈っていく。月一でしないと大変な事になる。虫や草に肌が負けないよう長袖を着る。汗が滝のように出る。家の回りを全部するには3日ぐらいかかる。秋まで雑草との戦いが続く。

トイレ、風呂場上の屋根裏スペース

　5月終わりから取りかかったトイレ、風呂場上。約三週間かかってようやく落ち着ける状況になった。中腰で掃除から始まり不安定な足場から土台を作り、貰い物の板を長さを揃えて張る。土台を作るのに初めて鋼材を使って見た。材木より軽く歪みがない。270cmで500円弱。10本使った。また梯子を作ったりリビングをいじったり寝室の模様変えをしたりして余計時間がかかった。何かを直すと何かが気になる。おかげで部屋全体がランクアップしつつあるが、課題がどんどん増える。

　作業をしてる時はピクが様子を見に来る。板を張ると一番に気持ち良さそうに昼寝をするのはピクだった。僕も真似して横になって昼寝をする。

工房のプク

　今日はプクに会いに来た。先週2回来たが会えなかった。今日もいなかったので諦めて神棚の榊を変えていた。そしたら僕に気付いて何か喋りながら寄って来た。美味しいご飯をあげると勢いよく食べた。食べ終わった後もずっと何か喋っている。身体をすりすりしてくる。久しぶりの甘えん坊モードだ。地べたに座り手でグルーミングをしてあげる。三週間前にごっそり抜けたシッポの毛も少し生え始めている。プクは2008年5月に工房で生まれた。母猫のマルコにベッタリだった。最初は身体が小さかった。最初にお腹が大きくなった時はいつの間にか何処かで生みその子達は死んでしまったのかマルコの産んだ一番弱々しい子にお乳をあげたりしてマルコの子育てを手伝った。ある日、ずっとマルコと一緒だったプクはマルコから追い出された。何度も何度も追い出された。プクは居場所を変えた。数ヶ月後マルコは突然死んだ。エサなどで誘ってプクを戻した。何回か子猫を産んだ。その後の里親探しは大変だった。工房の皆でお金を出して避妊手術をした。プクももう結構な年だ。それなりの経験を積んだ猫なのだ。

ピクとイチゴ

 

　今日は真夏のような暑さ。ピクも昼間から風通しの良い部屋で熟睡。暑い日は下半身はそのままに上半身だけ寝返りを打つ見事な技を繰り出す。その技があんまり素敵だったので敬意を表して採れたてのイチゴをそっと乗せた。迷惑そうなピクであった。