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2017年8月

静かになったキャンプ場



朝、布団のなかで2度程足を攣った。
それでも8月最後、ゆっくり心拍が上がらないようなスピードで6kだけ走ろうと思った。
今まで多かったキャンプ場は誰もいなかった。
いつも20匹位はいる猫も7〜8匹しかいない。
1匹の子猫が道の真ん中にいたので海をバックに写真を撮った。
その後、親猫が僕と子猫を割って入って来たのでまた走り始めた。
途中、電球をぶら下げられそうな流木を拾い片手に持ち走った。
海沿いを走り、休憩場をぐるっと周り折り返した。
さっきの子猫の横を通り過ぎキャンプ場の中を走るといつもウォーキングをして坂ですれ違うおじさんが椅子に座り美味そうにコーヒーを飲みながらタバコを吸っていた。
涼しくなったねと声をかけてくれたので、そうですね、いつもここで休んでるんですかと聞くといつもここでではないけどねと答えた。
僕はきょうは最高ですねと言いまた走り始めた。おじさんはニコニコしていた。
その後いつもの老夫婦とすれ違い、猪には合わないかと聞かれ、たまに会いますよと答えた。
でっかい猪は怖いですねと言いまた走り始めた。
10分位走ると車に乗ったおじさんに道を聞かれた。教えてあげてまた走り始めた。
家に着き、なんとなく今日は走って良かったと思った。

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ろくろ体験クレーム





8月23日、僕が草むしりをしておやつにビールを飲んでた日、そんな日も工房では他のインストラクターがろくろ体験を指導する。
24日の日にクレームのメールが来たようだ。内容は、そこまで全部に手を添えられ歪みを直されでは自分の作ったと言う気持ちが激減。
もう少しお客様目線になって頂き求められたら助けます位で見て頂けた方が客側としては自分で作ったという喜びが感じられると思いますというご指摘。まさにその通りだと思います。わざわざ有田まで出向きお金を払って、体験ではストレスが溜まり、納得のいかない作品を選んで送られて来る。これでは納得出来ないのは当然だと思う。
僕がインストラクターとして一番大切にしている事は、良い作品を作る事ではなくお客様にとって楽しい時間、意味のある時間を過ごしてもらう事。その結果として作品があるのだと思っている。その為にはお客様に合わせて必死に教えたり、逆にゆるく楽しんでもらったりする。あくまで主役はお客様だと言う事を忘れないようにしている。お客様が良いという物が一番いいのだ。
29日、ろくろ体験。若いお父さん、お母さんは子供用のお茶碗をそれぞれ作った。5才位の男の子は大きいお皿が作りたいというので僕と一緒に両親より少し大きめの鉢を作った。力がないのでつきっきりに一緒に作るけど出来るだけ僕より長い時間作品に触らせる。当然歪んだりするけど、それがどこにもなくてかっこいいんだよとアドバイスする。出来上がって板に載せる時も本人にやらせる。そこでも思い切り歪む。でもそれ位がいいと思う。その子はろくろ体験の後絵付け体験をしていたけど途中に一人で自分のろくろ作品を見に来た。満足そうな表情だった。
同じ時間、縄文土器の写真を携帯に写しこれを作りたいという男性と普通に器用な女性のカップルが来た。僕は難しいですよとか3日はかかりますよとか散々脅したけど本人は作る気満々、ヘラと切る道具を貸してあげた。僕は子供につきっきりだったのでほとんどほっといたけど作りきっていた。こんなの作った人いますかと聞かれたので10数年教えてるけど初めてですよと答えた。よっぽど嬉しかったのか上手く焼けたらここにこんなの作った人がいるとここに飾っておいてくれと言われたので名前入りで飾っときますよと答えた。嬉しそうに、そしたら見に来るよと言われた。
怖いのは教えるインストラクターによって技術、知識、考え方、感じ方全てが同じにはならない事。人間だから。お客様も一緒。器用さ、感じ方、理解力、どんな作品が作りたいか、どんな体験を期待しているか、内向的、社交的、飽きやすい、熱中しやすい、集中力、注意力、潔癖症、好奇心、相性。
ただ僕はこの仕事は自分の技術や知識を思い切り利用してお客様にとって非日常の楽しい時間を提供出来るそしてそれを共有できる面白い仕事だと思っている。

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アイスボックスとビール(2017.8.23)



暑い一日。
朝から草むしり。
休みの日は最近朝から夕方まで草むしり。
今までの人生、草むしりなどした事がなかった。
植木の周りを草むしり。
庭が大分スッキリしてきた。
あんまり暑いので、先日テレビでやっていたアイスボックスにビールを注ぐ。
昼間の平日からビール。ほんのり甘く最高にうまい。
そしてまた草むしり。
今まで人生でして来なかった分ね草むしりをこれから取り戻す。

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