ひな祭り
ろくろで、体から顔まで一本で作り、パーツを付けた。
登り窯に入れ、窯と炎にまかせた。
1300度を超える世界。
窯の中で真っ赤になって、灰が被った所が溶け、きらきら輝く。
僕には炎の神が宿ったように見えた。
自分が作ったものではなくなった気がした。
6月に登り窯を焚くことになった。
全長53メートル。 まさに炎龍。
実際焚くのは下から3部屋だが、煙はてっぺんからのぼる。
4トントラック山盛りの板を2杯分くらい、ぺろっとたいらげるのだ。
1000度を超えると、板を投げ入れる度に、頭から炎を噴出す。
生きているのですか?
喜んでいるのですか?。
そんな事を感じてしまうのだ。
何か作って、この窯に、入れて見ませんか。
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