野生猫、はまじ。

２月の始めの事だった。

昼飯のサンドイッチをはまじと一緒に食べていた。

すると林の中で、一匹のカラスが、鳴き始めた。

４～５匹のカラスが集まり、けたたましくなき始めた。

はまじは、その方角へ走った。

僕は何事かと、立ち上がり、はまじを目で追った。

はまじは身を低く構え、しばらくして何かに飛びついた。

カラスはけたたましく鳴いている。

どうやら獲物に飛びついたようだ。

はまじの姿がみえなくなった。

一匹のカラスが肉の塊のようなものを足でつかみ、舞い上がったが、重くて、下へ落とした。

どこからか現れたはまじは、その塊に飛びつく。

しばらくして、静かになった。

僕は昼飯を食い終えてから様子を見に行った。

鳩ぐらいの大きさの鳥らしきものをはまじは食べていた。

羽が散乱している。

もしかしたら、カラスの子が巣から落ちたのか。

野生猫はまじ。

自分がはまじと呼ばれていることを、はまじは知らない。

そして、恋を探しに旅に出た。

姿を消して一週間が過ぎた..........。

寒いにゃー

寒いにゃー。

暖かくてごめんにゃー。

節分（ある鬼の気持ち）

俺は鬼だ～。

腕が細くて弱そうだって？

時間がなかったんだよ～時間が～。

？？？

鬼は～外！

オニは～ソト！

なんだ～！

やめろ～！

乱暴はよせ！

話せばわかる。

こ、これが・・・・・。

僕の気持ちです・・・・・・・。

？？？・・・・・・・？